I 概要
(1)内政面では,大統領選挙が実施されてフェルナンデス大統領が約54%の得票率で再選を果たした他,連邦議会選挙が実施されてキルチネル派が議席を拡大した。また,知事選挙が実施された9州の内8州でキルチネル派の知事候補が当選した。その他,元海軍機械学校(ESMA)において人権侵害を行なったとされる元軍関係者らに対する有罪判決が下された他,キルチネル前大統領の1年目の命日には,同前大統領を追悼するための式典等が各地で開催された。
(2)外交面では,ティメルマン外相がイタリアを訪問して第5回イタリア・中南米カリブ地域会議に出席し,ウルグアイを訪問してラテンアメリカ統合連合(ALADI)会合に出席し,パラグアイを訪問して第21回イベロアメリカ・サミットに出席した他,亜において,フェルナンデス大統領の出席の下,亜・米間の宇宙協力協定署名式が実施された。
TT 内政
1 大統領選挙
(1)23日,大統領選挙が実施され,即日開票されたところ,同日夜の時点でフェルナンデス候補(大統領。「勝利のための戦線」)が50%以上の得票率を記録して当選確実とされた。以下,第2位がビネル候補(サンタフェ州知事。社会党。「革新派拡大戦線」),第3位がアルフォンシン候補(下院議員。急進党。「社会開発のための連合」),第4位がロドリゲス・サア候補(サンルイス州知事。ペロン党反キルチネル派。「連邦戦線」),第5位がドゥアルデ候補(元暫定大統領。ペロン党反キルチネル派。「民衆戦線」),第6位がアルタミラ候補(労働者党指導者。「左派戦線」),第7位がカリオ候補(下院議員。市民連合。「市民連合」)となった。
(2)23日夜にフェルナンデス候補が行なった勝利宣言の概要は以下の通り。
(ア)全ての国民及び今次選挙に参加した全ての政党に謝意を表明したい。また,チャベス・ベネズエラ大統領,ムヒカ・ウルグアイ大統領,ピニェラ・チリ大統領,サントス・コロンビア大統領及びルゴ・パラグアイ大統領から受けた電話での祝意表明にも感謝する。加えて,今般の勝利をもたらした故キルチネル前大統領にも謝意を表明したい。
(イ)我々が近年で最も重要な政治改革を推進してきたことを評価したい。(2009年12月に達成された)政治改革法の制定は,自分が上院議員であった頃からの夢であった。同法により導入された予備選挙には懐疑的な者もあったが,結果的には予想を上回る多数の国民の参加を得て実施された。また,同法は小規模政党を消滅させると批判する者もいたが,実際にはそうはならず,同法及び(2009年10月に成立した)放送法改正法の結果,全ての政治団体は,その公約を周知するためにマスメディアにアクセスすることができた。
(ウ)全ての国民及び政党に対し団結を呼び掛けたい。本日の勝利は,キルチネル前大統領が2003年に着手した国民生活向上のための国家プロジェクトによりもたらされたものである。しかし,このプロジェクトを否定・妨害しようとする少数の既得権益集団が存在することを忘れてはならない。国家プロジェクトを一層深化するためには全ての国民の協力と理解が必要である。社会全体が,選挙で表明された国民の意思を尊重し,国民が選んだ者に協力することが必要である。
(3)野党候補らは,同日夜に各自フェルナンデス候補の当選に対する祝意を表明し,敗北を認めた。その他,ビネル候補は,「我々は亜政界において第2の勢力となった」,「これ(注:社会党の成長)は始まったばかりである。我々は,いずれ政権に就くことを約束する」等述べた。アルフォンシン候補は,「これからも急進党のために働こう。2001年と比較すれば,我々は大きな復活を遂げてきている。4年前には急進党は大統領候補を擁立することもできなかったのである」等述べた。ロドリゲス・サア候補は,「(大統領に)選出されなかったとは言え,サンルイス州では不敗である」等述べた(注:8月の予備選挙及び今次本選挙において,サンルイス州ではロドリゲス・サア候補がフェルナンデス候補を凌いで第1位の得票率を記録しており,同州は,フェルナンデス候補が第1位の得票率を記録できなかった唯一の選挙区であった)。ドゥアルデ候補は,「フェルナンデス政権には,国民に与えられた機会を活かしてもらいたい」,「私は今後も(政界に)関与し続け,より良いアイディアを求めて闘う」等述べた。アルタミラ候補は,「我々の得票率は予備選挙の時と比較して30%も伸びている」,「大変素晴らしい歴史的な選挙となった」等述べた。カリオ候補は,「我々が意気消沈したとは思わないで欲しい。我々はもう野党のリーダーではない。今後はビネル・サンタフェ州知事が野党を牽引するだろう。我々は,フェルナンデス政権に対する抵抗を牽引する」等述べた。
(4)11月3日,上記大統領選挙の最終結果が内務省により発表されたところ,各候補の得票数及び得票率は下記の通り。
第1位 |
フェルナンデス候補(「勝利のための戦線」) |
11,864,456票 |
54.11% |
第2位 |
ビネル候補(「革新派拡大戦線」) |
3,684,595票 |
16.80% |
第3位 |
アルフォシン候補(「社会開発のための連合」) |
2,442,880票 |
11.14% |
第4位 |
ロドリゲス・サア候補(「連邦戦線」) |
1,745,303票 |
7.96% |
第5位 |
ドゥアルデ候補(「民衆戦線」) |
1,285,783票 |
5.86% |
第6位 |
アルタミラ候補(「左派戦線」) |
503,342票 |
2.30% |
第7位 |
カリオ候補(「市民連合」) |
399,641票 |
1.82% |
|
白票 |
803,341票 |
|
|
無効票 |
225,729票 |
|
2 連邦議会選挙
上記大統領選挙と同時に連邦議会選挙(上院72議席中24議席及び下院257議席中130議席改選)が実施されたところ,キルチネル派(注:与党「勝利のための戦線」及びその他のキルチネル派)の議席が拡大し,上下両院で過半数を占めるに至ったと見られている。改選前後の各勢力の議席数の見積もりは下記の通り(注:連邦議会選挙の公式結果は未だ公表されていないため,下記は2011年10月24日付当地クラリン紙に掲載された数値。見積もりの数値は報道機関により若干異なる)。
政党・会派 |
上院:72議席 |
下院:257議席 |
改選前 |
改選後 |
改選前 |
改選後 |
キルチネル派 |
37議席 |
38議席 |
112議席 |
131議席 |
急進党 |
17議席 |
17議席 |
42議席 |
41議席 |
ペロン党独立派 |
|
|
19議席 |
13議席 |
ペロン党反キルチネル派 |
11議席 |
9議席 |
21議席 |
23議席 |
革新派拡大戦線 |
3議席 |
4議席 |
21議席 |
22議席 |
共和国提案 |
|
|
12議席 |
12議席 |
市民連合 |
|
|
18議席 |
7議席 |
その他 |
4議席 |
4議席 |
12議席 |
8議席 |
3 9州の知事選挙
上記大統領選挙及び連邦議会選挙と同時に,ブエノスアイレス州,エントレリオス州,フォルモサ州,フフイ州,ラパンパ州,メンドサ州,サンフアン州,サンルイス州及びサンタクルス州の9州では地方選挙(知事,副知事,州議会議員,市長,市議会議員等の選挙)が実施されたところ,知事選挙の結果は以下の通り(いずれも開票率90%以上)。
(1)ブエノスアイレス州
第1位 |
シオリ候補(同州知事。ペロン党キルチネル派)
|
55.07% |
【当選】 |
第2位 |
デ・ナルバエス候補(下院議員。ペロン党反キルチネル派) |
15.84% |
|
第3位 |
ストルビセル候補(下院議員。GEN) |
11.69% |
|
(2)エントレリオス州
第1位 |
ウリバリ候補(同州知事。ペロン党キルチネル派)
|
55.93% |
【当選】 |
第2位 |
ベネデッティ候補(元同州ラロケ市長。急進党) |
18.85% |
|
第3位 |
ブスティ候補(前同州知事。ペロン党反キルチネル派) |
18.27% |
|
(3)フォルモサ州
第1位 |
インスフラン候補(同州知事。ペロン党キルチネル派)
|
75.17% |
【当選】 |
第2位 |
ナサル候補(「フォルモサ拡大戦線」) |
24.20% |
|
(4)フフイ州
第1位 |
フェルネル候補(下院議長。ペロン党キルチネル派)
|
57.14% |
【当選】 |
第2位 |
フィアド候補(急進党) |
26.10% |
|
( 5)ラパンパ州
第1位 |
ホルヘ候補(同州知事。ペロン党キルチネル派) |
39.46% |
【当選】 |
第2位 |
マリノ候補(上院議員。急進党) |
26.81% |
|
(6)メンドサ州
第1位 |
ペレス候補(前同州インフラ相。ペロン党キルチネル派) |
37.23% |
【当選】 |
第2位 |
イグレシアス候補(元同州知事。急進党) |
29.82% |
|
(7)サンフアン州
第1位 |
ヒオハ候補(同州知事。ペロン党キルチネル派) |
68.17% |
【当選】 |
第2位 |
バスアルド候補(上院議員。ペロン党反キルチネル派) |
20.31% |
|
(8)サンルイス州
第1位 |
ポッジ候補(同州官房長官。ペロン党反キルチネル派)
|
57.66% |
【当選】 |
第2位 |
ベルヘス候補(ペロン党キルチネル派) |
25.47% |
|
(9)サンタクルス州
第1位 |
ペラルタ候補(同州知事。ペロン党キルチネル派)
|
51.34% |
【当選】 |
第2位 |
コスタ候補(下院議員。急進党) |
45.67% |
|
4 ペロン党忠誠の日を祝す式典
(1)17日,モジャーノ労働総同盟(CGT)書記長は,CGT本部においてペロン党忠誠の日を祝す式典を開催した。同式典において,同書記長は,「政府が繁栄を欲するならば,労働者と手を切ることはできない」,「労働者ほどペロン党らしい者はいない。我々は,政府に対し,ペロン元大統領とエバ・ペロン同元大統領夫人が残した教義を遵守するよう要求する」等述べた他,労働者のための住宅建設を推進すること等を政府に要求した。
(2)他方,フェルナンデス大統領は,国政選挙の直前であることを配慮して,今年はペロン党忠誠の日を祝す式典を開催せず,上記CGTの式典にも政府関係者等は一切参加しなかったが,同大統領は,同日に行なった演説において,「我々は記録的な数の雇用を創出してきた。それは仕事により社会の組織化を促進するためであり,状況に応じて労組の指導力を引き出すためでもあった。これらの恩恵を受けてきた人々こそが,我々の経済モデルの最大の支持者となるべきである」と述べた。
(3)上記を受け,当地各紙は,モジャーノ書記長の要求に対しフェルナンデス大統領が不快感を覚え,両者の間に再び摩擦が生じる契機となった旨報じた。
5 元海軍機械学校(ESMA)における人権侵害に対する有罪判決
(1)26日,ブエノスアイレス州連邦裁判所は,1976〜1983年の軍政期に海軍機械学校(ESMA)を拠点とする誘拐,拷問,殺人等の人権侵害に関与した容疑で起訴されていた元軍関係者らに対し,アスティス元海軍中佐,アコスタ元海軍中佐等12名には終身刑,その他4名には禁固18〜25年を命じ,その他2名は無罪とする判決を下した。なお,今回の裁判の対象となったのは計86名に対する人権侵害関連事件であり,その被害者の中には,フランス人修道女2名(注:1977年より亜で行方不明となり亜・フランス間の外交問題となっていたが,2005年にブエノスアイレス市内で遺体が確認された),人権団体「5月広場の母」の創始者であるビジャフロル氏,ジャーナリストであり急進左派ゲリラ・グループ「モントネロス」のメンバーであったウォルシュ氏等が含まれていた。
(2)上記判決を受け,当地各紙は,アスティス元海軍中佐等の人権侵害に対する有罪判決は亜国内では初めてであり,歴史的快挙であるとし,被害者遺族,人権団体等が今次判決を祝福している旨報じた。
6 キルチネル前大統領の命日
(1)27日,キルチネル前大統領の1年目の命日を迎え,同前大統領を追悼するための式典等が各地で開催された。同前大統領の生地であるサンタクルス州リオガジェゴス市では,フェルナンデス大統領,長男マキシモ氏,長女フロレンシア氏,キルチネル社会開発相(注:キルチネル前大統領の姉)等の親族らが中心となり,同前大統領の霊廟及び銅像を披露する式典等が行なわれた。また,ブエノスアイレス市では,ブドゥー経済相(次期副大統領),ボナフィニ「5月広場の母」代表等が中心となり,同前大統領を追悼するための式典が開催された。
(2)その他,モジャーノ労働総同盟(CGT)書記長は,CGT本部において同前大統領を追悼するための式典を開催し,「キルチネル前大統領に対して我々が成し得る最高のオマージュは,労働者たちが利益に参画することであり,それが本当の意味でモデル(注:キルチネル派政権の経済政策の方針)を深化するということである」と述べ,国会における企業利益分配法案(注:企業利益の内10%を労働者に分配するよう義務付ける法案)の審議の進展を求めた。
III 外交
1 イタリア
(1)4〜6日,ティメルマン外相はイタリアを訪問し,4日,フラッティーニ・イタリア外相と会談した。両外相は,近年の二国間関係の良好さを強調したほか,タックス・ヘイブン,マネーロンダリング,投機問題等についてG20の枠組みにおいて共同歩調をとる旨合意した。また,両外相は,メルコスール・EU間のアジェンダ,国際金融危機,安保理改革の必要性等につき協議した。
(2)4日,ティメルマン外相は,イタリア統一150周年を祝し,亜の国花であるセイボの木の植樹式を主催した。
(3)5日,ティメルマン外相は,第5回イタリア・中南米カリブ地域会議に出席し,実体経済の優先,及び投機やタックス・ヘイブンの規制を呼びかけるとともに,イタリア企業と中南米カリブ諸国の企業間の戦略的パートナーシップを推進することの重要性等につき演説した。
2 ウルグアイ
5日,イタリア・中南米カリブ地域会議に出席するためイタリアを訪問したティメルマン外相は,アルマグロ・ウルグアイ外相と会談し,二国間の課題につき協議したほか,マルティン・ガルシア運河の浚渫工事を推進していく両国の意志を改めて表明した。
3 IDB
5日,イタリア・中南米カリブ地域会議に出席するためイタリアを訪問したティメルマン外相は,モレノIDB総裁と会談し,IDBにより決定された対亜融資につきレビューした。同会談後,ティメルマン外相は,IDBの対亜融資政策に変更がないことが確認された旨述べた。
4 ペルー
6日,シルバ・ペルー通商観光相が,6〜7日にブエノスアイレス市で開催されたペルー見本市に出席するため訪亜し,ティメルマン外相と会談した。両者は,二国間貿易関係の強化への関心を表明し,様々な二国間経済・貿易テーマに関し意見交換を行った。
5 ドイツ
6日,マカリスター・ドイツ・ニーダーザクセン州首相が訪亜し,ティメルマン外相と会談した。両者は,貿易・投資関係,科学技術協力等につき協議した。また,同日,フェルナンデス大統領及びマカリスター首相の出席の下,ブエノスアイレス市に新設されたマックスプランク研究センターの開所式が開催された。
6 ルーマニア
6日,ダロット筆頭外務副大臣は,ルーマニアを訪問し,コステア・ルーマニア外務次官とともに,亜・ルーマニア外交関係樹立80周年の機会に開催された第4回亜・ルーマニア政策協議の議長を務めた。同政策協議では,特に農業分野における科学技術協力,地域統合プロセス,中南米・EU関係,国連改革,中東情勢等が議論された。ダロット副大臣は,フォークランド(マルビナス)諸島領有権問題に関する亜の立場を説明した。更に,両者は,在ルーマニア亜大使館開設に関する資料の展示会開会式及び両国外交官学校間の協力覚書署名式に出席した。
7 ラテンアメリカ統合連合(ALADI)
18日,ティメルマン外相は,ウルグアイを訪問し,ALADI会合に出席した。同会合は,11月3〜4日のG20カンヌ・サミットに向け,ALADI諸国の立場の統一を図るために開催された。ティメルマン外相は,亜の立場につき演説を行い,国際金融機関の改革の必要性,投機やタックス・ヘイブンを規制する必要性,真に規制が必要であるのは一次産品市場ではなく金融市場であること等について述べた。
8 米国
(1)25日,亜大統領府において,フェルナンデス大統領の出席の下,亜・米間の宇宙協力協定署名式が実施され,ティメルマン外相及びマルティネス在亜米大使が同協定に署名した。また,同署名式には,バロット亜国家宇宙活動委員会(CONAE)委員長,ボールデン米航空宇宙局(NASA)長官等が出席した。上記協定は,地球観測,宇宙科学,宇宙開発システム等の平和目的の宇宙開発や宇宙空間利用に関する協力協定であり,今後,CONAE及びNASAが同協定の実施にあたることになる。
(2)26日,亜外務省において,CONAEは,亜の開発した人口衛星「SAC−D Aquarius」によりもたらされた初のデータを公表した。同衛星は,CONAEとNASA等の協力により,本年6月10日に米国内から打ち上げられ,海洋の塩分濃度の世界規模での測定を主目的としている。
9 トルコ
25日,亜政府は,外務省プレスリリースを通じ,トルコで生じた地震に関し,トルコ政府及び国民に対する弔意と連帯を表明した。また,ティメルマン外相は,ダーヴトオール・トルコ外相に弔意を表明する書簡を送付した。
10 英国
(1)27日,亜政府は,英国からフォークランド(マルビナス)諸島海域への英国軍艦(HMS Montrose)の6ヶ月間の配置に関する通報を受けたことにつき,外務省プレスリリースを通じ,南大西洋における英国の軍事的プレゼンスは亜のみならず地域全体にとっての屈辱であり,国際社会の呼びかけに従ってフォークランド(マルビナス)諸島領有権問題を平和的解決しようとする亜及び地域の政策に反するものである等英国を非難した。
(2)28日,パラグアイで開催された第21回イベロアメリカ・サミットにおいて,フォークランド(マルビナス)諸島領有権問題に関し,亜と英国に対し,国連決議等に従い,同問題の解決のための交渉を早急に再開するよう呼びかける宣言が採択された。
11 第21回イベロアメリカ・サミット
29〜30日,ティメルマン外相は,パラグアイを訪問し,第21回イベロアメリカ・サミットに出席した。ティメルマン外相は,同サミットにおいて演説を行い,社会的包摂を推進する必要性及び同推進に当たっての国の役割の重要性等につき述べた。
12 ハイチ
28日,第21回イベロアメリカ・サミットに出席するためパラグアイを訪問したティメルマン外相は,ラモット・ハイチ外相と会談し,対ハイチ協力を継続する亜の姿勢を再表明した。ラモット外相は,亜による対ハイチ協力に謝意を表明し,亜企業による対ハイチ投資を呼びかけた。
13 要人往来
(1)往訪
4〜6日 |
ティメルマン外相のイタリア訪問(第5回イタリア・中南米カリブ地域会議に出席) |
6日 |
ダロット筆頭外務副大臣のルーマニア訪問(第4回亜・ルーマニア政策協議に出席) |
12〜15日 |
ブドゥー経済相のフランス訪問(G20会合に出席) |
17〜21日 |
クレックレル外務副大臣のブラジル訪問(貿易ミッション団長) |
18日 |
ティメルマン外相のウルグアイ訪問(ALADI会合に出席) |
27日 |
アラク司法相のフランス訪問(GAFI総会に出席) |
29日 |
ティメルマン外相のパラグアイ訪問(第21回イベロアメリカ・サミットに出席) |
(2)来訪
6日 |
シルバ・ペルー通商観光相(ペルー見本市に出席,ティメルマン外相と会談) |
6日 |
マカリスター・ドイツ・ニーダーザクセン州首相(ティメルマン外相と会談) |