星野大使着任挨拶

令和7年11月19日
 11月18日に駐アルゼンチン日本国大使として着任いたしました星野芳隆です。今回、私にとって初めてのアルゼンチン勤務となりますが、多様な魅力と、日本との長きに亘る友好関係を有するアルゼンチンに赴任できたことを喜ばしく思います。
 
 日本とアルゼンチンの間では、政治、経済、草の根レベルで様々な交流が行われており、良好な二国関係が、今後益々発展を遂げることが期待されています。駐アルゼンチン日本国大使として、その発展を後押しし、日アルゼンチン関係をより一層深化させられるよう努めて参ります。
 
 両国の関係を考える上で、日系社会の存在を欠かすことはできません。日本とアルゼンチンの友好関係を長きに亘り支えてこられた日系社会の皆様に、感謝と尊敬の念を表します。皆様がその長い歴史の中で、アルゼンチン社会に根を張り、日本と日本文化への親しみと信頼を育くんできた歴史が、両国の友好関係の土台となっております。明年2026年には、日本人のアルゼンチン移住140周年という大きな節目を迎えます。この意義深い年を、日系社会の皆様と共に盛大に祝い、その歩みを称えると共に、更なる両国関係の発展へと繋げていきたいと考えております。これからも大使館一同、日系社会の皆様と力を合わせ、日本とアルゼンチンの協力関係を一層充実させるべく、力を尽くして参ります。
 
 今後とも皆様の温かいご支援を賜れますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
 
令和7年11月
駐アルゼンチン日本国大使
星野 芳隆