「ウシュアイア地域病院リハビリテーションセンター医療機材整備計画」に係る贈与契約の署名

令和5年3月6日
  

 令和5年(2023年)3月6日、在アルゼンチン日本国大使館において、山内駐アルゼンチン日本国大使は、ウシュアイアロータリークラブ協会ブルーノ会長と草の根・人間の安全保障無償資金協力「ウシュアイア地域病院リハビリテーションセンター医療機材整備計画」による医療機材(平衡感覚評価装置及び機能的電気刺激装置付き運動療法装置)の供与(供与限度額113,910米ドル)に係る贈与契約の署名を行いました。同署名式には、他にメレラ・ティエラ・デル・フエゴ州知事、ティタ同州官房長官、ディ・ヒグリオ同州保健大臣、レンソーネ同州国際関係局長、デ・ルーカ同州障がい者局長、オルモス・ウシュアイア地域病院リハビリセンター長など関係者が参加いたしました。
 
草の根・人間の安全保障無償資金協力
 草の根・人間の安全保障無償資金協力は、対象となる地域における経済社会開発を目的とし、草の根レベルの住民に直接裨益する、比較的小規模な事業のために必要な資金を供与する政府開発援助の一つであり、NGO(非政府組織)、地方公共団体、医療機関、教育機関等を対象に支援を行っています。
 
日本政府のウシュアイアロータリークラブ協会及びウシュアイア地域病院リハビリテーションセンターに対する支援について
 本案件は、ティエラ・デル・フエゴ州立ウシュアイア地域病院リハビリテーションセンターのこれまでの地域への貢献及びニーズを踏まえ、当該施設に協力の意志を示したウシュアイアロータリークラブ協会を通じ協力するものであり、当該施設に対する医療機材供与についてウシュアイアロータリークラブ協会と在アルゼンチン日本国大使館との間で契約が結ばれました。 

 本件協力がティエラ・デル・フエゴ州及び周辺地域の医療サービスの向上及び改善を図るとともに、日本とアルゼンチンの友好関係の一層の緊密化に資することが期待されます。