「 ホセ・ラモン・ビダル中央病院医療機材整備計画」に係る贈与契約の署名

令和5年（2023年）11月29日、在アルゼンチン日本国大使館において、山内駐アルゼンチン日本国大使は、ホセ・ラモン・ビダル病院協同組合デ・ピラジーニ会長と草の根・人間の安全保障無償資金協力「ホセ・ラモン・ビダル中央病院医療機材整備計画」による医療機材（生化学自動分析装置）の供与（供与限度額25,947米ドル）に係る贈与契約の署名を行いました。同署名式には、他にホセ・ラモン・ビダル病院協同組合、ホセ・ラモン・ビダル中央病院とコリエンテス日本人会の関係者が参加いたしました。
 
草の根・人間の安全保障無償資金協力
　草の根・人間の安全保障無償資金協力は、対象となる地域における経済社会開発を目的とし、草の根レベルの住民に直接裨益する、比較的小規模な事業のために必要な資金を供与する政府開発援助の一つであり、NGO（非政府組織）、地方公共団体、医療機関、教育機関等を対象に支援を行っています。
 
日本政府のホセ・ラモン・ビダル中央病院に対する支援について
　本案件は、ホセ・ラモン・ビダル中央病院のこれまでの地域への貢献及び同病院の緊急検査室のニーズを踏まえ、コリエンテス日本人会の協力の下、ホセ・ラモン・ビダル病院協同組合を通じ同病院を支援するものであり、当該施設に対する医療機材供与についてホセ・ラモン・ビダル病院協同組合と在アルゼンチン日本国大使館との間で契約が結ばれました。　
　本件協力がコリエンテス州及び周辺地域の医療サービスの向上及び改善を図るとともに、日本とアルゼンチンの友好関係の一層の緊密化に資することが期待されます。