「リオグランデ市ボランティア消防隊中古消防車整備計画」に係る贈与契約の署名

令和7年1月21日
Bomberos Río Grande
De parte del Pueblo Japones
 令和7年(2025年)1月17日、在アルゼンチン日本国大使館において、山内大使は、リオグランデ市ボランティア消防隊のロンバルド理事長及びマテルナ・アリアス事務局長と草の根・人間の安全保障無償資金協力「リオグランデ市ボランティア消防隊中古消防車整備計画」(供与限度額47,303米ドル)に係る贈与契約の署名を行いました。同署名式には、同消防隊関係者が参加いたしました。

草の根・人間の安全保障無償資金協力
 草の根・人間の安全保障無償資金協力は、対象となる地域における経済社会開発を目的とし、草の根レベルの住民に直接裨益する、比較的小規模な事業のために必要な資金を供与する政府開発援助の一つであり、NGO(非政府組織)、地方公共団体、医療機関、教育機関等を対象に支援を行っています。これまでに日本政府(在アルゼンチン日本国大使館)がアルゼンチンにおいて実施したプロジェクト数は全77件であり(総額4,986,419米ドル)、NGO等に対し、消防車の他、医療機材、救急車等を購入する資金を供与しており、そのうち31件において、地域住民の生命・財産を守るため、ボランティア消防隊に消防車等を供与しています。
 
日本政府のリオグランデ市ボランティア消防隊の支援について
 本案件は、リオグランデ市ボランティア消防隊のこれまでの地域への貢献及び同消防隊のニーズを踏まえ、同消防隊を支援するものであり、中古消防車の供与について同消防隊と在アルゼンチン日本国大使館との間で契約が結ばれました。本件協力がティエラ・デル・フエゴ州における防災・救助活動に貢献するとともに、日本とアルゼンチンの友好関係の一層の緊密化に資することが期待されます。
 
Bomberos Rio Grande