アルゼンチン治安情勢
令和2年2月17日
【邦人被害】首締め強盗事件の発生 |
邦人が被害者となる首締め強盗が発生しましたところ,以下のとおりお知らせいたします。 |
1 日 時 2月17日(月)午後5時50分頃。 2 場 所 ブエノスアイレス市レティーロ地区のスラム街,ビジャ31内の路上。 3 概 要 当地を観光で訪れていた男性が,youtubeの動画を撮影するために,ブエノスアイレス市レティーロ地区北側のスラム街,ビジャ31に向かった。レティーロ駅前にて,現地の女性が案内をしてくれるというので付いて行ったところ,路地に連れ込まれ,突然後ろから何者かに首を絞められた上,正面から現れた男性に携行していた肩掛けバックを強奪された。案内をした女性を含む強盗犯はそのまま逃走した。 4 被害品 バック,旅券,財布,現金,航空券,クレジットカード数枚,カメラ等。 5 防犯対策 (1)スラム街(ビジャ)には近づかない。 (2)外出の際は貴重品を必要最小限にするとともに,身分証明書,クレジットカード等は一つにまとめて持ち歩かない。 (3)強盗に襲われた際は,叫んだりせずに落ち着いて行動し,決して抵抗しない。 6 スラム街(ビジャ31)の治安情勢 ブエノスアイレス市のレティーロ駅北側には,ブエノスアイレス市北部最大で,警察であっても近づくことを避けるスラム街(ビジャ31)が広がっています。 市警察が発表しているところによると,昨年,市内では100件の殺人事件が発生しましたが,その内の14件が同地区内で発生しており,また,近年,市全体では強盗,窃盗犯罪が減少傾向にありますが,ビジャ31があるレティーロ地区等では増加傾向にありますので,犯罪に巻き込まれる危険があるため,ビジャには不用意に近づかないようにするとともに,やむを得ずビジャ周辺に外出する際は犯罪集団に狙われないように十分ご注意ください。(以上) |