サルミエント日本人会に対する供与式の実施
令和2年12月31日



令和元年度草の根文化無償資金協力「サルミエント日本人会会館設備整備計画」が完了したことを受け、令和2年12月27日、サルミエント日本人会において供与式が実施されました。同計画では、81,310米ドルが供与され、会館にスロープや多目的トイレ、非常用扉が設置された他、非常用階段や台所設備、電気配線についてもより安全なものに整備されました。
同供与式には、中前隆博在アルゼンチン日本国大使、設備運営団体であるサルミエント日本人会の宇野ガブリエル会長他、被供与団体である亜日文化財団のコンスタンサ・アルバラシン理事長代理及びこれら両団体の関係者が参加し、慎重な新型コロナウイルス感染対策が取られる中で実施されました。
今後、サルミエント日本人会が、供与された設備を積極的に活用し、利用者の安全と利便性を確保しつつ、更に有意義な文化活動を行っていくことが、地域の文化スポーツ振興、対日理解促進、両国の友好関係の一層の緊密化に資することが期待されます。