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Perito Moreno

 
ペリート・モレーノ
国立公園
(Parque Nacional Perito Moreno)
 
 
 

アルゼンチン政治情勢(2015年10月)

 

2015年11月作成
在アルゼンチン日本大使館

 

 内政


(1)選挙

 

 (ア)大統領選本選挙

 25日,大統領選本選挙が実施され,11月3日に選挙裁判所が発表した最終結果によれば,シオリ候補(与党「勝利のための戦線」)が37.08%,マクリ候補(野党「カンビエモス」)が34.15%,マサ候補(野党「新たな代案(UNA)」)が21.39%という結果となった。この結果,選挙規程により,11月22日に,シオリ候補とマクリ候補間で,決選投票を実施することが決定した。

 

 (イ)地方選本選挙

 25日,ブエノスアイレス州をはじめとする国内計11州で地方選本選挙が行われ,州知事選においては以下の候補者が当選した。

  (i)ブエノスアイレス州(有権者人口1位)

   ・ビダル候補(「カンビエモス」)

  (ii)エントレ・リオス州(有権者人口7位)

   ・ボルデ候補(「勝利のための戦線」)

  (iii)ミシオネス州(有権者人口10位)

   ・パサラクア候補(「コンコルディア刷新戦線(勝利のための戦線)」)

  (iv)サン・フアン州(有権者人口13位)

   ・ウニャク候補(「勝利のための戦線」)

  (v)フフイ州(有権者人口14位)

   ・モラレス候補(「フフイを変える戦線」)

  (vi)フォルモッサ州(有権者人口17位)

   ・インスフラン候補(「勝利のための戦線」)

  (vii)チュブット州(有権者人口18位)

   ・ダス・ネベス候補(「チュブット結集連合戦線」)

  (viii)サン・ルイス州(有権者人口19位)

   ・アルベルト・ロドリゲス・サア候補(「連邦コミットメント」)

  (ix)カタマルカ州(有権者人口20位)

   ・コルパチ候補(「勝利のための戦線」)

  (x)ラ・パンパ州(有権者人口21位)

   ・ベルナ候補(「ラ・パンパ・ペロン党」)

  (xi)サンタ・クルス州(有権者人口23位)

   ・アリシア・キルチネル候補(「勝利のための戦線」)

 

(2)連邦議会

 

 28日,連邦議会は,2016年度予算法案を可決した他,2015年末で失効する予定であった緊急経済法(注:経済の危機的状況に対処するため2002年に成立した法で,民営化企業との料金交渉,金融システム改革,為替政策等に関する広範な裁量を行政府に付与するもの)の延長を可決した。

 

(3)司法・検察:アニバル・フェルナンデス官房長官等に対する予審尋問招喚

 

 9日,ボナディオ連邦判事は,本年7月に発表された出産・育児を支援する社会プログラムに関する不正の疑いで,発注の際に署名を行ったアニバル・フェルナンデス官房長官,ゴジャン保健大臣,マンスール・トゥクマン州知事当選者(前保健大臣)等を予審尋問に招喚した。


(4)その他:農牧団体等による抗議活動

 

 14日,農牧協会(SRA),全国農協連盟(CONINAGRO),亜農牧連盟(CRA)等が中心となり,ブエノスアイレス市のオベリスコにおいて,政府による農産品への輸出課徴金等に対する抗議活動を行った。

 


 外交


(1)平成27年度参議院ODA調査団来亜

 

 22~25日にかけて,平成27年度参議院ODA調査団第3班(松山政司議員,鶴保庸介議員,西村まさみ議員他)がアルゼンチンを訪問し,ODA関連施設を視察した他,フェラリス外務副大臣(国際協力調整担当)等と意見交換を実施した。

 

(2)IMF・世銀:キシロフ経済・財政大臣等の総会出席

 

 7~9日にかけて,キシロフ経済・財政大臣,バノリ中銀総裁等は,ペルーのリマで行われた国際通貨基金(IMF)・世銀総会に出席した。7日,IMFは,2016年のアルゼンチン経済について,マイナス成長の見通しを明らかにしたところ,これに対しキシロフ経済・財政大臣は,悲観的な見方であると批判した。


(3)トルコ: テロ事件に対する非難声明

 

 11日,アルゼンチン政府は,10日にトルコのアンカラで発生した爆破テロ事件に対し非難するとともに,トルコ国民への弔意と連帯の意を,外務省声明を通じて表明した。

 

(4)ウルグアイ

 

 (ア)ムヒカ前ウルグアイ大統領のアルゼンチン訪問

 7日,ムヒカ前ウルグアイ大統領がアルゼンチンを訪問し,シオリ・ブエノスアイレス州知事(大統領候補)等と,ブエノスアイレス州内の農業学校等,複数の行事に出席した他,シオリ候補への大統領選挙における支持を表明した。

 

 (イ)シオリ大統領候補の訪問

 13日,シオリ大統領候補は,ウリバリ・エントレ・リオス州知事とともに,ウルグアイのモンテビデオを訪問し,バスケス・ウルグアイ大統領と会談を行い,メルコスール及びラテンアメリカ地域統合等につき協議した。

 

(5)ブラジル: シオリ大統領候補の訪問

 

 13日,シオリ大統領候補は,ブラジルを訪問し,ルセーフ伯大統領と会談を行った。同候補は,ルセーフ大統領から大統領選挙における支持を受けるとともに,次期政権における二国間関係を強化につき協議した。

 

(6)ボリビア:デ・ビード連邦企画大臣の訪問

 

 20日,デ・ビード連邦企画大臣はボリビアにてモラレス・ボリビア大統領等と会談を行い,対アルゼンチン・エネルギー供給に関する合意や,INVAP社製造の多目的研究炉をボリビア原子力研究センターに設置する等の協力に関する覚書に署名を行った。

 

(7)ロシア

 

 (ア)フェルナンデス大統領とプーチン露大統領の会談

 21日,フェルナンデス大統領は,プーチン露大統領と,アルゼンチン・ロシア二国間外交関係樹立130周年記念を祝す会談を行った。プーチン露大統領は,アルゼンチン現政権における各種政策が次期政権でも継続されることを期待する旨述べ,フェルナンデス大統領は,具体的な協力や投資を伴う両国間関係の重要性について強調した。

 

 (イ)シナイ半島における露航空機墜落に対する弔意等表明

 31日,露航空会社のコガリムアビア社の航空機が,エジプトのシナイ半島で墜落した事件につき,アルゼンチン政府は,露国民・政府に対する弔意,及び犠牲者の遺族に対する連帯の意を,外務省声明を通じて表明した。

 

(8)フィリピン: 台風24号に対する弔意等表明

 

 22日,アルゼンチン政府は,18日にフィリピンに上陸した台風24号(コップ)により,洪水や地滑り等の災害に見舞われた方に対する弔意を示すとともに,外務省の「ホワイト・ヘルメット」を通じて人道支援を行う旨,外務省声明を通じて表明した。

 

(9)パキスタン・アフガニスタン: 地震被害に対する弔意等表明

 

 26日,アフガニスタン,パキスタン等で地震が発生し,両国で数百名の死者がでたことにつき,アルゼンチン政府は,両国国民・政府に対する弔意,及び犠牲者の遺族に対する連帯の意を,外務省声明を通じて表明した。

 

(10)要人往来

 

 (ア) 往訪

 

3日

トマーダ労働大臣の米ワシントンDC訪問
4日
コスタ経済・財政副大臣(商業担当),ビアンコ外務副大臣(国際経済関係担当)のトルコ訪問(G20財務大臣・中央銀行総裁会議出席)
8日
キシロフ経済・財政大臣,バノリ中央銀行総裁のペルー訪問(国際通貨基金・世界銀行総会出席)
8~9日
ティメルマン外務大臣のキューバ訪問
13日
シオリ大統領候補のウルグアイ訪問
13日
シオリ大統領候補のブラジル訪問
13日
ランダッソ内務・運輸大臣のキューバ訪問
20日
デ・ビード連邦企画大臣のボリビア訪問
21日
カサミケラ農牧・漁業大臣のメキシコ訪問(第30回南米農水評議会定期会合出席)

 (イ)来訪

 

7日
ムヒカ前ウルグアイ大統領
19日
ロペス国連アフリカ経済委員会事務局長
21日
リャブコフ露外務次官
22~25日
平成27年度参議院ODA調査団第3班(松山政司議員,鶴保庸介議員,西村まさみ議員他)

 

   



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